背景
中外製薬株式会社海外営業推進部は、貿易書類作成・関連データの一元管理、及びワークフロー承認の仕組みとして、Business b-ridgeを採用。関係部門間及び部門内での情報共有を計り、更なる業務の効率化・業務品質の向上を目指している。
対応業務
貿易書類作成及びそれに伴う複数部門に跨る作業のステータス管理。
導入効果
これまでの貿易書類の作成業務は属人的管理になっており、業務フローの平準化・関連データ/書類の一元管理ができていなかった。これをBusiness b-ridge上で実行することにより、各案件ステータスの見える化を実現。情報管理が容易になり、また、貿易書類作成プロセスの効率化・関連データ/書類の一元管理が達成できた。

Business b-ridge採用の理由
業務に応じたデータモデルを容易にかつコストを抑えて構築でき、なによりも既に全社で展開している基幹システムを継続利用することができ、データの二重管理が不要であることが一番の採用理由である。
業務面では、業務の特性上、自部門だけでなく生産工場や物流部門など、他部門との情報共有を図る必要があり、新たに導入するシステムにはデータに対する役割による権限管理が必要だった。その点、Business b-ridgeは業務に応じたデータモデルに対し、権限管理を設定のみで実現でき、業務変更にも柔軟な対応が可能。また、情報の一元管理とオペレーションログの追跡により、作業漏れやミスを防止できる点、二重、三重に行っていたチェック作業が削減されるなど業務改善に対する期待効果が評価された。加えて、これまで社内書類やメールのやり取りで業務を進めていた部分を、一つのシステム上で情報交換・ステータス管理できることで、属人化されていた業務の共有が図れ、業務効率化を実現できると考えた。
今後の計画
出力対象とする書類・帳票の拡充を計画中である。