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プロジェクトマネジメント とるべき行動がわかる4Pメソッド

プロジェクトマネジメントの視点

プロジェクトマネージャー、リーダーの皆様、行き詰まりを見せているときには、視野を移動させることで、現時点での突破口が見えてきます。視野はどこへ向けて移動するか?

それは4つの移動先があり、これはコラボレーションの4Pメソッドと言われています。

・共通の上位目的を認識する。(Purpose)
・時間を超える。(Period)
・空間を超える。(Perspective)
・立場を変える。(Position)

4つの移動は、非常にタフで孤独な思考プロセスですが、この4つの視野を拡げることでタイミング・内容を外さないプロジェクトマネジメントができます。

共通の上位目的を認識する(Purpose)

共通の上位目的を認識する(Purpose)

プロジェクトチームが役割定義通りに動かない、コメント・指摘を繰り返しても、2週間、1ヶ月経っても改善されない状況の場合は、どう対処しますか?その要因は担当チームメンバーのみにあるのではなく、そのメンバーがおかれた状況にあるのでは、と疑ってください。メンバーの所属部門、会社の都合によるものかもしれません。

そういうときには、所属部門、所属会社とのマネジメントと調整を行うわけですが、その会議では「共通の上位目標」を最初に認識に立つようにアジェンダを設定します。現在の状況は、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーが一番知っています。それを誇りに、それぞれのマネジメントと交渉してください。統合的な調整スタイルが解決策を生み出します。

時間を超える。(Period)

時間を超える。(Period)

現在から将来、将来から現在と時間を往復してください。将来にわたってのスケジュールをもとに、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後とそのときの「あるべき状態」を設定して、そこから現在にステップバックして現在のとるべき行動を確認してください。将来から現在へのステップバックにより、「課題の先送り」を防ぎます。

これを毎日繰り返すことにより、将来から見渡した現在の行動パターンを教えてくれます。

空間を超える。(Perspective)

空間を超える。(Perspective)

客観的に物事をとらえると、過去のしがらみからは解放されて新しい方法を生み出すことができます。

「外部の目」「お客様の意見」または、「複数の原因と仮説」の設定をすることで、検討の空間が広がります。

過去の経験や、過去の方法から、1歩抜け出して新しい方法を生み出すためには、検討の空間を広げることで、対策案を、受け入れられるようになります。

立場を変える。(Position)

立場を変える。(Position)

人は自分の立場を自分で固めてしまい、それに固執してしまう傾向が少なからずあります。それに慣れてしまうと、「何を求められているか」ではなくて、「自分の立場で何をすべきか」ということを優先してしまいます。

そんなときは、相手からみて、プロジェクトがどのように見えているかを、推察することです。そのためには、相手を知ることが第1の条件です。そうすれば、相手の期待が見えてきますので、とるべき行動が分かります。

まとめ

4つの視野の移動は、とてもタフであり、孤独で、疲れる思考プロセスです。

目標達成のために、4つの視野の移動を、積み重ねることで、必ず、突破口が見えてきます。プロジェクトマネジメントは、「タイミング」です。視野の移動によって、相手に対する相談を持ちかけるタイミング・内容を外すことはなくなり、応援・賛同メンバーを増やすことができます。

みなさん、チームの力を最大限に引き出し、目的達成の請負人となって、成功されることを願っております。

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
宮澤 由美子
製造業の基幹システム(ERP)、医薬品製造業の生産実行管理システム(MES)の企画・導入プロジェクトマネジメント及びITサービスマネジメントを担当、製造業の業務改革・改善実現に向けた企画、プロジェクトマネジメントを専門としている。

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